これから

 わたしはこれからどうすればいいのか。

 あまり考えたくないけど考えなければいけないよなあと思いつつ、やっぱりなにも考えたくない。ちなみに書くことができない。あれだけ好きだった、書くことができない。これはわたしにとって、かなり重大なことである。こういった断片的なものは書くことはできるのだけど、まとまった文章というものをまったく書けなくなってしまった。

 インプットが足りていないということはわかる。今までは蓄えていた食料を食いつぶしていただけで、まあそれでなんとかやっていけていたのだけれど、入ってくるものよりも出ていくもののほうが圧倒的に多かった。倉庫に備蓄を増やそうとまったくしてこなかった。

 否、それさえもできないほど精神的に落ち込んでいた。

 だとすれば、インプットをできるようにするのがまず先決なのだろう。しかしながら、いったいどうやって? わたしはいったいこれからどうしていけば、それを成し遂げられるのかまったくわからない。休めばいいのか? だったら休むけど、いったいいつになったら書けるようになるんだろう。もうずいぶん休んだ気がするのだけれど。

 いったい、いつになったら?

 状態はだんだんと悪くなっていっているような気がする。物語を消費したいという気持ちはかなり強いのだけれど、どうにもそれを摂取していこうという気力が湧いてくれない。わずかに諦めの気持ちも出てきてしまった。なにも小説を読まなくても、適度にごはんを食べて、たくさん水を飲んでいれば生きていけるし、肉体の維持という点では問題ない。

 でも精神面では? わたしはどうしても書きたいし、読みたいと思ってしまう。難儀な星の上に生まれてきてしまったようだ。書かないと死ぬと思ってしまうし、読まないと死ぬと思ってしまう。そしてそれは、おそらく正しい直感なのだと思う。

 では、だとしたら? だとしたら、わたしはこれからどうすればいいのだろう。とてもありがたいことに、支えてくれる人がいるのでこのさき生きてはいけるんじゃないかと思いはじめた。しかしながら、わたしはその生活で、書くということをしないで暮らしているのだろうか。それはなかなかに想像しがたい。どうなるんだろう。これから、どうなっていくのか、まあなるようにしかならないのだろう。そこにもなんとなく諦めの気持ちがある。わたしはこれから何も書かないのだろうか。

 まあ、たぶん書いている。書いてはいるんだろうけど、たぶん今とは少しちがった形になっているんじゃないかなとは思う。未来のことはよくわからない。あらゆる選択肢を考えなければならない。もっと視野を広くしていきたい。とりあえずは休みたい。いまのところは休ませてくれ、たのむ。